吸血鬼に噛まれ血を吸われると吸血鬼になるという噂がある。
しかしゾンビはどうであろうか?
ここではゾンビに噛まれると死に至る・・・つまりゾンビになるという噂がある。
このゾンビが増えた時代。
なぜ増えたかはわからぬ時代。
墓場のいたるところに増えたゾンビ。
それを退治する「ゾンビハンター」というものが現れた。
ゾンビハンターも元は人間。
噛まれたらゾンビとなり人間では無くなる物が数をたたない。
「ハァ・・ハァ・・・もういねえだろう・・・・」
とある街のお墓に一人のゾンビハンターがいた。
彼はもうすぐ17歳になる1人の少年。学校があれば高校2年生の少年だ。
彼の名前はビスト=ソウル。
その少年は過去に親もゾンビとされた1人である。
しかし彼はゾンビにはされなかった。噛まれたもののゾンビと化すことも無く人として生きていた。
その後彼は一度も噛まれることも無くゾンビハンターへとなった。
ゾンビは普通倒しても蘇ってしまう。
しかし「プロデクター」と呼ばれるものを使うことによってゾンビを倒すことが可能となった。
プロデクターは1つの武器の様なものだ。
普段は持ち運びが簡単にできるよう、アクセサリーのようなものとなっている。
ビストはそれを腕につけていた。
「・・・最近身体の調子おかしいな・・・あいつら引掻いて来るからな・・・」
ゾンビになるのは事実上噛まれたときだけで引っかかれても死にはしない。
しかし身体の調子がおかしくなるものもいるという。
「くそ・・・疲れちまった」
静まり返ったお墓・・・ビストはその場を立ち去ろうとした。
「身体が苦しいだろう」
「!!!?」
突然後ろから声が聞こえた。
そこに立っていたのは大きい体格をし、身体はゾンビのように青ざめていた。紛れも無くゾンビの「はず」だ。
ゾンビは確か声を上げるうめき声しか上げない。喋ったとしても一言しか喋ることができない。
しかしこのゾンビはどうだ?
普通の人間「だった」頃のように喋っているではないか。まるで人間のように。
ビストはその場に固まった。
「身体が苦しいのだろう・・・ビスト=ソウル」
「なっ・・・」
さらにそのゾンビはビストの本名までも明かした。
「何者だ・・・てめぇ・・・」
「見てのとおりゾンビの仲間だ。あいつらのような雑魚とは違うがな・・・」
「なぜ俺の名を・・・」
「貴様、昔一度噛まれたことがあるのにゾンビにならなかった・・・そのときはわからなかったのだが・・・つい最近わかった」
「なんだと?」
「貴様は我々の同士なのだ」
「!!」
その図体のでかい男は歯をぎらつかせにやりと笑いながら此方を見下ろしている。
ビストはそのゾンビのいっている意味がわからなかった。
「意味がわからないという顔をしているな・・・安心しろ・・・その苦しさを今なくしてやる」
「俺をゾンビにするって言うの・・・か・・・」
確かに昔噛まれそのときは何も無かった。
しかし何も無かったように思えただけで実はもうゾンビなのではないかとも疑いをもたれていた。
「ゾンビ・・・?そんなものではない・・・貴様がゾンビに噛まれるとなってしまう・・・・・獣だ」
その図体の大きいゾンビはビストの頭をつかみ、軽々しく持ち上げた。
「はなせええっっ!!」
「雑魚ゾンビにはできなかったのだろうが・・・私のような上級ゾンビは違う・・・・貴様を本当の姿にしてやろう・・・」
「俺は・・・・人間・・だっ・・・」
「人間だ、しかし『呪いを持った』人間だ。貴様はこれから我々の同士となるのだ・・・たとえ嫌といってもな」
ゾンビは右手で頭をつかんだ状態で左手でビストの足をつかみ
そして胸の辺りに思いっきり噛み付いた。
「う・・・がッ―――――!!!」
ビストの叫び声は夜中の2時過ぎ、墓場に響いた。
Author:狼崎野良(サキノラ)
プロフ画像は気分によって変わります。
気に入った絵があれば変えるかも。
名前はサキノラでOK。
現在高校3年生
身長伸びないから中学生に間違えられるのが特徴。
ていうか小さいのに男と間違えられる仕様。
今は髪長いから余裕(ぁ
どうでもいいけど始業式生まれ
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